KDiff3 の使い方 / テキストのマージ

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  1. 概要 (必読)
  2. ダウンロード
  3. 日本語修正版のダウンロード
  4. インストール
  5. 日本語化
  6. KDiff3 の日本語メニュー
  7. KDiff3 の使い方
    1. テキスト比較
    2. テキストのマージ    ※このページ
    3. ディレクトリ比較
    4. ディレクトリ比較でのマージ
    5. 便利な機能

KDiff3 のテキスト マージの基本的な使い方です。

特徴

  • KDiff3の使い方/テキスト比較」 を基本とした拡張機能
  • マージ結果は記号( A , B , C , m )で判断しやすい
    A : 1番目のファイル / 左のペイン
    B : 2番目のファイル / 中央のペイン
    C : 3番目のファイル / 右のペイン
    m : 手入力した部分 
    KDiff3 の使い方 / テキストのマージ

補足

  • マージ先で「やり直し (Ctrl + Z) 」機能が無い。
    特に手入力した部分のやり直し(取り消し)が出来ない。
    その時は、マージ操作を行うことで前の内容がキャンセルされる。
  • マージ行以外も手修正できるが、これは完全に元に戻せない。
    A , B , C ペインからコピーしてくるかの操作が必要になる。

   


▼ 1. KDiff3 を起動する。

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▼ 2. マージするファイルを指定する。

マージするファイル「File… 」(ファイル…) を2つ指定し、

  • 1つ目のファイル (Test-1.rc) : A
  • 2つ目のファイル (Test-2.rc) : B

Merge 」チェックオンをして、「 Open 」 (開く) ボタンをクリック。

2つは A , B と名前が付けられる。

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▼ 3. マージするファイルの状態を示した画面が以下のように表示される。

OK」ボタンをクリック。

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日本語なら、以下のように表示される。

KDiff3 の使い方 / テキストのマージ

※上記の意味の詳細は後で。

とにかく9箇所のマージを手作業でやる必要である事は確かです。

  

▼ 4. 以下の様な初期画面が表示される。

  • A ペインと B ペインの最初の違う行がで表示
  • A と B のどちらをマージするかを下の画面では「Merge Conflict 」(マージ衝突) と表示

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▼ 5. マージ操作 / 指定行のみマージ

  • A ペインの行をマージする場合
    1. Ctrl + 1 」キー
    2. マージ画面の左側に と表示されるが A ペインの該当行が無いために
      No src line 」と表示される
      KDiff3 の使い方 / テキストのマージ
       
      日本語表示なら「ソース行なし」と表示される
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  • B ペインの行をマージする場合
    1. Ctrl + 2 」キー
    2. マージ画面の左側に B と表示され B ペインの該当行がマージされる
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▼ 6. マージ操作 / マージ位置の移動

テキスト比較 と同様の操作です。

  1. 異なる行の移動
      
    • 下への移動 : Ctrl + [ ↓ (Down) キー]
    • 上への移動 : Ctrl + [ ↑ (Up) キー] 
        
  2. 衝突した行の移動
      
    • 下への移動 : Ctrl + Page Down
    • 上への移動 : Ctrl + Page Up
       

テキスト比較 を参照。

     

▼ 7. マージ操作 / 現在の位置

上記の「移動」でマージ画面のどの行にいるかは、右側の縦棒と行全体を色で反転させた表示に変わる。

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▼ 8. マージ操作 / 残りの未処理の一括マージ

マージ処理を行ってない未処理の全ての行に一括でA又はBをマージさせることが出来ます

  • 残りの未処理のマージを全て A とする場合
    メニュー [Merge] -> [Choose A for All Unsolved Conflicts]
    (未解決の衝突について常に A を選択)
      
  • 残りの未処理のマージを全て B とする場合
    メニュー [Merge] -> [Choose B for All Unsolved Conflicts]
    (未解決の衝突について常に B を選択)

          

KDiff3 の使い方 / テキストのマージ 

残りの未処理のマージを全て A とした場合、一括で A となる。 

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▼ 9. マージ操作 / 全てのマージ行を一括で強制マージ

マージ処理をした、してないに関係無く、全体を一括でどちらかで強制マージします。

  • 全てのマージを A とする場合
    メニュー [Merge] -> [Choose A Everywhere] (常に A を選択)
    Ctrl + Shift + 1
     
  • 全てのマージを B とする場合
    メニュー [Merge] -> [Choose B Everywhere] (常に B を選択)
    Ctrl + Shift + 2
      

▽ 9.1 マージ前

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▽ 9.2 全てのマージを B とする。

メニュー [Merge] -> [Choose B Everywhere] (常に B を選択)
Ctrl + Shift + 2

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▽ 9.3 以下の警告が表示されます。

Continue」(続行) をクリック。

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日本語表示なら

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▽ 9.4 衝突(異なって) いる行は全て B に強制的になりました。

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▼ 10. マージ結果を保存します。

「 unnamed.txt 」と表示されていますが、

最初にマージ出力ファイルを指定してないので

メニューで 「Save」(保存) を選択しても、「名前をつけて保存」と同じ扱いになります。

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保存ダイアログが表示されるので、保存ファイルを指定して、「保存」ボタンをクリック。

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備考

  1. マージ以外の部分を手修正すると m と表示されるが、ショートカットキーで元には戻せない。
    A ペイン又は B ペインからコピーして貼り付けるしか手がない。
  2. 異なる部分をAとBから両方を取り込む事も出来る。
    Ctrl + 1 の後に Ctrl + 2 を行えばイイ。

          

          


▼ 11. マージ元ファイルが3つになると動作が一部変わります。

  • 3つ目のマージファイルは C  ファイルになります。
  • 3-way-merging (3ウェイマージ) をフルサポート。

KDiff3 を再起動するか、「Open」 (開く) ボタンをクリック。

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▼ 12. マージする3つのファイルを指定します。

  1. A (Base) : 基本になるファイルを指定
  2. B   : A を変更したファイルを指定
  3. C (Optional) : A を更に変更したファイルを指定
  4. Merge」 をチェックオン
  5. OK」 ボタンをクリック。

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▼ 13. 入力したファイルのマージ解析結果が表示されます。

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上記を日本語で表示すると、以下になります。

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衝突の総計:310 Total number of conflicts
自動解決された衝突の数:304 Nr of automatically solved conflicts
未解決の衝突の数:6 Nr of unsolved conflicts

マージ時の規則に沿って自動解決したのが 310 の内 304。

未解決の 6 は手作業の処理になります。

  

▼ 14. 3ペインのマージ初期画面です。

左から A ペイン , B ペイン , C ペインです。

異なる部分と衝突して部分、そして自動解決出来なかった部分が色分けで表示されます。

下半分のマージ専用ペインです。

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▼ 15. 自動で衝突を解決できなかった部分は ? 記号の「 Merge Conflick 」 (マージ衝突) と表示されます。

青の縦バーはカレント行を示します。

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▼ 16. マージする時は

  • A ペインの行をマージ : 「Ctrl + 1 」キー   
  • B ペインの行をマージ : 「Ctrl + 2 」キー
  • C ペインの行をマージ : 「Ctrl + 3 」キー 
      

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▼ 17. 衝突した行の移動は

  • 下への移動 : Ctrl + Page Down
  • 上への移動 : Ctrl + Page Up
     

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▼ 18. 残りの衝突した行を一括で処理する場合

マージ処理を行ってない未処理の全ての行に一括でマージさせることが出来ます。

  • 残りの未処理のマージを全て A ペインとする時は
    メニュー [Merge] -> [Choose A for All Unsolved Conflicts]
    (未解決の衝突について常に A を選択)
      
  • 残りの未処理のマージを全て B ペインとする時は
    メニュー [Merge] -> [Choose B for All Unsolved Conflicts]
    (未解決の衝突について常に B を選択)
      
  • 残りの未処理のマージを全て C ペインとする時は
    メニュー [Merge] -> [Choose C for All Unsolved Conflicts]
    (未解決の衝突について常に C を選択)

          

▼ 19. 全ての衝突した行を一括で強制マージする場合

マージ処理をした、してないに関係無く、全体を一括で強制マージします。

  • 全てのマージを A とする場合
    メニュー [Merge] -> [Choose A Everywhere] (常に A を選択)
    Ctrl + Shift + 1
     
  • 全てのマージを B とする場合
    メニュー [Merge] -> [Choose B Everywhere] (常に B を選択)
    Ctrl + Shift + 2
     
  • 全てのマージを C とする場合
    メニュー [Merge] -> [Choose C Everywhere] (常に C を選択)
    Ctrl + Shift + 3

          

▼ 20. 衝突した行のマージ修正方法

B ペインからマージしたのを C ペインへ修正する手順です。

  1. 該当する行へ移動
    Ctrl + Pageup , Ctrl + PageDown
  2. B ペインからマージしたのを取り消す
    Ctrl + 2
    左側の「 B 」表示が「 ? 」に変わる
  3. C ペインからのマージ
    Ctrl + 3
    左側の「 ? 」表示が「 C 」に変わる

 

▼ 21. 上記以外のマージ操作 

  • Automatically Go to Next Unsolved Conflict After Souce Selection :
    (ソース選択後に自動的に次の未解決の衝突に移動)
    マージ操作をすると次の未解決の衝突した行に自動的に移動する。通常はデフォルトで選択された状態になる。解除したければ再度選択する。
     
  • Automatically Solve Simple Conflicts :
    (単純な衝突を自動的に解決)
    衝突の自動的な解決をもう一度実行する。以前のマージ処理は破棄される。
      
  • Set Deltas to Conflicts :
    (異なる部分を衝突として設定)
    自動的に解決されていた異なる部分も衝突として扱われる。「 ? 」表示に変わる。
     
  • Run Regular Expression Auto Merge :
    (正規表現による自動マージを実行)
    設定のマージ・タブ参照
     
  • Automatically Solve History Conflicts :
    (履歴の衝突を自動的に解決)
    バージョン管理履歴の自動マージもサポートされています。設定のマージ・タブで「マージ開始時にバージョン履歴をマージする」をチェックする必要があります。
    ※機能の詳細は不明。
     
  • Split Diff At Selection :
    (選択した差異を分離)
    ※機能の詳細は不明。
     
  • Join Selected Diffs :
    (選択した差異を統合)
    ※機能の詳細は不明。
     
  • Merge Current File :
    (現在のファイルをマージ)
    マージ・ペインを閉じます。再度選択するとマージ・ペインを表示します。
     

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※日本語のメニュー

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▼ 22. 最後はマージ結果を保存します。

最初にマージ出力ファイルを指定してないので

メニューで 「Save」(保存) を選択しても、「名前をつけて保存」と同じ扱いになります。

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備考

  1. マージで残が有ると保存「 Save 」できない。
  2. マージ以外の部分を手修正すると m と表示されるが、ショートカットキーで元には戻せない。
    A、か B か C からコピーして貼り付けるしか手がない。
  3. 異なる部分を B と C から両方を取り込む事も出来る。
    Ctrl + 2 の後に Ctrl + 3 を行えばイイ。
  4. Delta : 英語では「差分」。 ※三角という意味も有る。
    KDiff3 のマージでは「異なる」と日本語化されている。

  


テキスト比較 ディレクトリ比較 ※次は作業中




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