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ZoomIt:デスクトップを拡大+カウントダウン

概要

プレゼンテーション、デモンストレーション、教育学習等用にPCのデスクトップ画面を拡大表示します。

  1. 拡大表示しながらアプリケーションの操作ができます。
  2. デスクトップ上に線、四角、円、矢印線、文字が描けます。
    ※文字に日本語は不可。
  3. ホワイトボード、又は黒板も表示できます。
  4. 拡大率の増減はマウス、キーボードのどちらでも可能です。
  5. 休息時間に入るときのカウントダウン表示機能があります。
  6. 設定はシンプルで日本語表示です。(日本語化の作業有
ZoomItで出来ること

その前に

当ソフトの全ての機能を使うのはオススメしません。本当に必要と思われる機能だけを使いましょう。また、文字に日本語は使えません。文字表示の機能は無いと思ってください。

他にも似たようなソフトは有ります。それも検討しましょう。

  • DemoHelper
    ZoomItと似た機能のフリーソフト。日本語化パッチも公開しています。
  • Epic Pen
    日本語対応。使いやすいユーザーインターフェース。無料で使える機能は少しなのが、残念。

DesktopZoom、TouchZoomDesktop、梨ズーム のWin10での検証結果は不可でした。間違って起動するとWindowsが終了できない場合が有ります。

ダウンロード

上記からZoomItがダウンロードします。インストールは不要です。ダウンロードしたZoomIt.zipファイル中のZoomIt.exeを実行するだけです。

日本語化

ZoomItは日本語には未対応です。日本語表示に変える日本語化パッチを使用します。通常のやり方とは一部が異なるので詳しく説明します。

パソコンに不慣れな人は詳しい人に作業をお願いしましょう。また、100%の日本語化は期待できません。

1.日本語化パッチのダウンロード

以下をクリックしてください。

ダウンロード  ZoomIt v4.52 日本語化パッチ (リリース1)  (287.6 KB, 作成 2020年8月15日)

※ZoomItの使用場所、環境、用途等をコメントに頂けるとチョット嬉しいです。

2.実行するOS環境を確認

ZoomItを実行するWindows OS 環境が32ビットか、又は64ビットかをコチラを見て確認します。

どっちかわからん!、と言う人は先に次の「32ビット版OSの場合」から行って下さい。

3.32ビット版OSの場合

Windows XP、旧Windowsの32ビット版の場合です。かなり古いパソコンが該当します。

  1. ZoomIt公式サイトからダウンロードしたZoomIt.zipファイル中のZoomIt.exe を取り出します。
  2. 取り出したフォルダに日本語化パッチのZIPファイル内に有る ZoomIt_452_JP_32bit.EXE を入れ、実行します。
  3. 以下の「正常終了」が表示されたら完了です。
ZoomIt 日本語化パッチの実行結果

「CRCエラー」等が表示されたら、途中の手順が間違っているか、バージョンが異なる可能性が有ります。再確認して、また最初からやり直してください。

今後は日本語化したZoomIt.exeを使います。

ZoomIt 32ビット版の日本語化パッチ実行後

注意:上記のZoomIt.exeを実行したら「設定画面が英語表示になる」場合は、実行したパソコンOSは64ビット版です。次の「64ビット版OSの場合」を見て、作り直してください。

4.64ビット版OSの場合

最近のWindows 10 パソコンは、ほとんどが64ビット版です。

4.1.事前準備

ZoomItの公式サイトからダウロードしたZoomIt.zipファイル内からZoomIt.exeを取り出し、実行します。

ZoomIt
Error launching 64-bit version: アクセスが拒否されました。

もし上記が出たら「管理者として実行」で再度実行してください。

管理者として実行

初めてZoomItを起動すると以下の画面が表示されます。「Agree」(同意する)ボタンをクリックします。

ZoomIt License Agreement

実行したら、以下のフォルダに ZoomIt64.exe ファイルが存在します。このファイルを適当なフォルダにコピーします。※注意:移動は出来ません。

C:¥Users¥[ユーザー名]¥AppData¥Local¥Temp¥

ZoomIt64.exeのコピー元

コピー出来たら、ZoomItを終了します。タスクトレイに有る ZoomItアイコンをクリックすると、以下のメニューが表示されるので Exit を選択します。

ZoomItの終了

4.2.日本語化パッチの実行

コピーした ZoomIt64.exe が有るフォルダに、ダウンロードしたZoomIt_452_JP-Patch-R1.zipファイル内から ZoomIt64_452_JP_64bit.EXE を取り出し、同じフォルダに入れます。

ZoomIt64_452_JP_64bit.EXEを実行します。以下の「正常終了」が表示されたら完了です。

ZoomIt 日本語化パッチの実行結果

「CRCエラー」等が表示されたら、途中の手順が間違っているか、バージョンが異なる可能性が有ります。再確認して、また最初からやり直してください。

ZoomIt64.OLD は日本語化前のファイルで、ZoomIt64.exe が日本語化されたZoomItです。

ZoomItを使用するときは日本語化されたZoomIt64.exeを実行します。

使い方

1.ZoomItの起動と終了

起動は日本語化したZoomIt64.exe(32ビットの場合はZoomIt.exe)を実行します。

終了はタスクトレイにあるZoomItアイコンをクリックし、メニューからExitを選択します。

ZoomItの終了

2.操作

デスクトップを拡大したり、デスクトップに線や文字を描いたり、カウントダウン表示をしたりします。ホットキーは設定がデフォルトの状態を想定します。

先に日本語化したZoomIt64.exe(又はZoomIt.exe)を起動しておきます。

2.1.拡大のみ(Zoom)

デスクトップを拡大します。画面の内容は変化しません。またアプリケーションの操作もできません。しかし、後ろでアプリケーションは動いているので、動画の再生中は音声が流れます。Zoom(ズーム)モードと言います。

この状態で線や文字をテスクトップに描くモードへ移動することもできます。

ZoomIt / Zoomモード / 拡大画面をマウスで移動
  • Ctrl+’1’:
    デスクトップを拡大表示し、Zoomモードに入ります。
    EscキーでZoomモードを解除します。
      
  • マウスホイールの回転、または上下の矢印キー:
    拡大率の増減をします。
  • マウスの移動:
    マウスに合わせてデスクトップ上を移動します。(上記の画像参照
  • Ctrl+’C’:
    画面イメージをクリップボードへコピーします。
  • Ctrl+’S’:
    画面イメージをファイル保存します。保存するダイアログが表示されます。
  • 背景に以下のボードを全画面で表示
    • ‘W’:背景が白のボード(ホワイトボード)
    • ‘K’:背景が黒のボード(黒板)

2.2.拡大+アプリケーション操作(LiveZoom)

デスクトップの拡大と同時にアプリケーションも操作できます。LiveZoom(ライブズーム)モードと言います。

この状態で線や文字をテスクトップに描くモードへ移動することもできます。

ZoomIt LiveZoomモード
  • Ctrl+’4’:
    デスクトップを拡大表示し、LiveZoomモードに入ります。
    LiveZoomモードの解除は、同様にホットキーの Ctrl+’4’ を押します。
      
  • Ctrl+上下の矢印キー:
    拡大率の増減をします。
    拡大率が0%に戻るとLiveZoomモードも解除されます。
  • マウスの移動:
    マウスに合わせてデスクトップ上を移動します。(上記の画像参照

2.3.線、四角、丸、矢印を描く(Draw)

曲線、直線、四角、円、矢印線をデスクトップ上に描きます。Draw(ドロー)モードと言います。

ZoomIt Drawモード
  • Ctrl+2:
    Drawモードに入ります。
    EscキーでDrawモードを解除します。
      
  • 左マウスのドラッグ操作:曲線
  • Shift + 左マウスのドラッグ操作:直線
  • Ctrl + 左マウスのドラッグ操作:四角
  • Tab + 左マウスのドラッグ操作:円
  • Ctrl + Shift + マウスのドラッグ操作:矢印線
  • 色の変更
    • キーボードの’R’:赤
    • キーボードの’G’:緑
    • キーボードの’B’:青
    • キーボードの’Y’:黄
    • キーボードの’P’:ピンク
    • キーボードの’O’:オレンジ
  • 線の幅を変更
    • Ctrl+マウスホイールの回転
    • Ctrl+上下の矢印キー:
      上でアップ、下でダウンします。
  • ‘E’:
    全描画をクリアします。
  • Ctrl+’Z’:
    直前の描画をクリアします。
  • スペースバー:
    画面中央にカーソルを移動します。
  • Ctrl+’C’:
    画面イメージをクリップボードへコピーします。
  • Ctrl+’S’:
    画面イメージをファイル保存します。保存するダイアログが表示されます。
  • 背景に以下のボードを全画面で表示
    • ‘W’:背景が白のボード(ホワイトボード)
    • ‘K’:背景が黒のボード(黒板)
  • マウスホイールの回転:
    拡大縮小します。
    注意:画面上の移動はできません。拡大の場所の指定もできません。使用は非推奨です。

2.4.文字を表示する(Type)

文字入力ができます。日本語は使えません。Type(タイプ)モードと言います。

ZoomIt Tyepモード
  • ‘ T ‘:
    Typeモードに入ります。
    左マウスのクリックでTypeモードは解除されます。
      
  • 上下の矢印キー:
    文字サイズを変更します。

2.5.カウントダウンを表示(Break)

デスクトップ上に終了時間をカウントダウン表示する機能です。休憩時間に入る時になどに使います。Break(ブレイク)モードと言います。「Break Time:休憩時間」から来たBreakと思われます。

ZoomIt Breakモードのカウントダウン
  • Ctrl+’3’:
    Breakモードに入り、カウントダウンを始めます。
    EscキーでBreakモードを解除します。
      
  • 上下の矢印キー、又はマウスホイール:
    分を増減します。
  • 左右の矢印キー:
    秒を増減します。
  • 時間の色
    • Drawモードと同じ操作です。

3.操作キーの一覧

ZoomItの全操作キーの一覧です。一定の規則で出来ています。PDFでダウンロードもできます。

ZoomIt - 操作キー一覧

4.設定

タスクトレイにあるZoomItアイコンをダブルクリックするか、ZoomItアイコンをクリックして表示されるメニューからOptionsを選択します。

4.1.Zoomの設定

以下のZoomタブです。「拡大のみ」の設定を行います。デスクトップを固定画面として拡大表示します。アプリケーションの操作はできません。

  • Zoom 切り替え:
    Zoomモードに切り替えるときのホットキーを指定します。
    このボックスにカーソルを置いて、指定キーボードを同時操作すると該当するホットキーが入力されます。
  • 拡大と縮小時にアニメーション表示:
    オンで拡大、縮小時にアニメーション効果を持たせます。オン推奨。
  • 拡大の初期倍率を指定:
    Zoomモードで表示したときの最初の拡大率を指定します。

以下はZoomモードとは関係無い設定です。

  • トレイアイコンを表示:
    オンでタスクトレイにZoomItアイコンを表示します。
    オフでタスクトレイのZoomItアイコンは非表示になります。この場合はWindowsを再起動しない限り、終了できません。
    • 注意:オフ時に、次の「Windows起動時にZoomItを起動」もオンになっていると永遠に終了できなくなります。この場合は、再度ZoomIt64.exe(又はZoomIt.exe)を起動してください。設定画面が表示されます。そこで「トレイアイコンを表示」をオンに再設定します。
  • Windows起動時にZoomItを起動:
    オンでWindowsの起動時にZoomItも起動します。

4.2.LiveZoomの設定

以下のLiveZoomタブです。拡大表示しながら、アプリケーションの操作もできます。

  • LiveZoom 切り替え:
    LiveZoomモードに切り替えるときのホットキーを指定します。
    このボックスにカーソルを置いて、指定キーボードを同時操作すると該当するホットキーが入力されます。

4.3.Drawの設定

以下のDrawタブです。デスクトップ上に曲線、直線、四角、丸、矢印線が描けます。

  • Draw 切り替え:
    Zoomモード又はLiveZoomモードでも無い時に、Drawモードに切り替えるときのホットキーを指定します。
    このボックスにカーソルを置いて、指定キーボードを同時操作すると該当するホットキーが入力されます。

4.4.Typeの設定

デスクトップ上に文字を入力するときのTypeモードです。

「フォント設定」ボヤンを押すと、以下のフォントの変更ができます。

4.5.Breakの設定

カウントダウンの設定です。

  • タイマーの開始:
    カウントダウンを開始するホットキーを指定します。
    このボックスにカーソルを置いて、指定キーボードを同時操作すると該当するホットキーが入力されます。
  • タイマーの時間:
    カウントダウンする分を指定します。指定は最大99分ですが、実行時に更に増やすことも出来ます。
  • 時間切れ後に経過時間を表示:
    上記の「タイマーの時間」を越えた時に、それからの経過時間を別に表示します。オン推奨です。

「詳細」ボヤンを押すと、以下の変更ができます。

  • タイマー終了時に音楽を再生:
    「タイマーの時間」で指定した時間になった時に再生する音楽ファイルを指定します。「...」ボタンを押すと「C:\windows\media\」フォルダをデフォルトで開きます。WindowsOSが使用している音のファイルがココにあります。
  • タイマーの不透明度:
    カウントダウンのタイマーの文字の不透明度です。
  • タイマーの表示位置:
    カウントダウンのタイマーをデスクトップの表示位置を指定します。デフォルトは画面中央です。
  • タイマーの背景を表示:
    オフ時の背景は白です。
    • ぼかしたデスクトップ:
      タイマーの後ろにぼかしたデスクトップを背景に表示します。
    • 画像ファイル:
      タイマーの後ろに指定した画像を中央に表示します。
      • 画面サイズに合わせる:
        指定した画像ファイルを画面のサイズに合わせて、リサイズして表示します。

日本語文字の入力は不可

ZoomIt v 4.52での文字入力で日本語は使えません。半角の英数字のみです。ZoomItを使用中に日本語を使いたいときはメモ帳かWindows 10付属の付箋等で代用して下さい。





 


 

管理者の技術メモ

これ以降はサイト管理者が当ページを管理する為だけの情報です。公開用には書いていません。これ以降は見る必要は無いです。

設定値をリセットする方法

レジストリで以下の箇所を削除する。(やってはダメです!

HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Sysinternals¥ZoomIt

ファイルのサイズ

  • 公式からダウンロードした
    ZoomIt.exe :1030kB
  • 64ビットOS上で実行時に作成された
    ZoomIt64.exe : 573KB

32ビット版OSでの動作

Windows XPの32ビット版で動作確認をしたところ、Windows 10の64ビット版と同じ様に別フォルダに実行EXEファイルを作成している。しかし、EXEファイルは同じもの。サイズもバイナリー比較も同じ。

実行前の ZoomIt.exe は本来が32ビット版のEXEファイル。だからコピーだけでイイのだろう。(と、勝手な予測

32ビット版のWindows XPを起動するには、タンスの奥からホコリだらけの壊れかかったPCを出す必要が有る。

ZoomItの動作の違い

「トレイアイコンを表示:オン」のレジストリ

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Sysinternals\ZoomIt]
"ShowTrayIcon"=dword:00000001

「”ShowTrayIcon”=dword:00000000」は「トレイアイコンを表示:オフ」。

「Windows起動時にZoomItを起動」のレジストリは発見できなかった。

以上。

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