Page Update Watcher : Webページの更新をチェック
概要
ウエブページの更新をチェックします。チェック結果をポップアップ、音、又は指定ブラウザで自動表示します。
特徴
- フリーソフト:GNUライセンス
プログラムソースも公開済み - ページのチェック方法
- ベージ全体
- HTMLソース内の文字列で範囲指定
指定内容のテスト機能も有り
- チェック結果は以下の方法で通知
- 音
- トレイ上にポップアップ表示
- 指定ブラウザに更新ページを表示
- メールで通知
- 各ページをグループ単位で管理
- 指定ページのチェックタイミング
- 定期的:各ページ単位で設定
- 手動でグループ単位でチェック
- 手動で全グループをチェック
- トレイ上のポップアップメニューで操作可能
- 軽量 = メモリを消費しない
- 本当に操作が簡単 = 使いやすい
- 日本語表示にする日本語化パッチ有り
ダウンロード
Page Update Watcherのインストーラをダウンロードします。ココをクリックすると以下のサイトが開きます。開いたら「Download Page_Update_Watcher_v1.1.exe (1.1 MB)」の部分をマウスでクリックします。
画面が以下に変わります。画面中央に「5 seconds…」とカウントダウンが表示されます。
そのカウントダウン部分が「0 seconds…」になるとファイルのダウンロードが始まります。30秒以上待っても始まらない時はその下の「direct link」又は「mirror.」部分をクリックして下さい。「Page_Update_Watcher_v1.1.exe」がダウンロードされます。
インストール
Page_Update_Watcher_v1.1.exe を使ってインストールを行います。一箇所だけ注意する箇所が有ります。
以下は Windows 10 64bit 環境のインストール例です。
① Page_Update_Watcher_v1.1.exe を起動します。
② 以下の画面が表示されたら「はい(Y)」をクリックします。
③ インストーラが起動され、最初の画面が表示されます。「Next >」ボタンをクリックします。
④ 「I Agree」ボタンをクリックします。
⑤ (注意)「IE Toolsbar」のチェックをオフにします。その後で「Next >」ボタンをクリックします。
⑥ 「Next >」ボタンをクリックします。
⑦ 「Install」ボタンをクリックします。
⑧ インストールが始まります。少し待ちます。
⑨ インストールが完了しました。「Finish」ボタンをクリックします。
⑩ 「成功!」のメッセージです。「OK」ボタンをクリックします。
⑪ Windows 10 のスタートメニューに登録されました。Page Update Watcher を起動してみましょう。
⑫ Windows 10 非対応なので警告が表示されます。「はい(Y)」ボタンをクリックします。
⑬ Page Update Watcher の初期画面です。英語表示です。
日本語化パッチ
個人で使う為に作成した日本語化パッチが有るので公開します。なお残念ですが、プログラムソースの問題で100%の日本語表示では無いです。一部英語表示のままですが操作には特に支障が無い部分です。
ダウンロード :
PageUpdateWatcher 1.1 日本語化パッチファイル (R1) (36.1 KB, 作成 2016年6月16日)
- Page Update Watcher が起動されてないことを確認します。起動してる場合は一旦終了してください。
- ダウンロードファイルから PageUpdateWatcher-1.1-jPatch-R1.EXE を取り出して Page Update Watcher のインストールフォルダー「C:¥Program Files (x86)¥Page Update Watcher¥ 」に入れます。
- PageUpdateWatcher-1.1-jPatch-R1.EXE を実行します。以下のメッセージが出たら完了です。
- Page Update Watcher を起動します。 日本語表示になっている事を確認します。
使い方
一般的と思われる使い方を紹介します。
1. 環境設定
デフォルトでは使いにくいので少し変更します。
① メニューの「ツール(T)」->「環境設定(P)…」を開きます。
② 「Update alerts」タブ
- 「ポップアップアラート」-「自動的に閉じるタイムアウト時間 (5 … 60 秒)」:
デフォルトが 10 秒なので 60 秒に変更します。 - 「実行コマンド」-「更新が見つかった時に次のコマンドを実行」:
ページの更新が見つかった時の実行コマンドを入力します。以下の例は vivaldi プラウザで更新されたページのURLを開く為のコマンドを登録しました。
③ 「Web browser」タブ
- 「Webブラウザでページを開く」-「Webブラウザを指定」で指定ブラウザを変更します。
④ 「Default Interval」タブ
ページの登録を行う時にデフォルトでチェックする間隔(分、時、日)を指定します。スライダーバーで設定を行います。デフォルトは1日です。例は1時間1分に変更しました。
1時間で設定して「OK」ボタンを押し、再度確認すると59分になってしまいます。よって1時間1分にしました。まあ、ちょっとした不具合ですネ。(気にしない、気にしない
⑤ 設定の保存:「OK」ボタンをクリックします。
上記以外に変更した方が良いと思われる箇所が有れば、変更してください。
2. グループの登録
グループを先に登録しないとWebページの登録は出来ません。
① メニューから「グループ(G)」->「新しいグループを追加(A)」を開きます。
② グループ名とグループ内の並び順を指定します。※一部は英語表示です。
- 有効:
グループ単位でチェックを有効にするかどうか- オン:有効
- オフ:無効
- 並び替え:
登録するページに対しての並び順- Alphabetical asc:「説明」を英字で昇順 (デフォルト)
- Alphabetical desc:「説明」を英字で降順
- status:登録時は常に一番上
- Use order:登録時は常に一番下
- グループ名:
英数字、日本語でグループ名を入力
③ 入力したら「OK」ボタンをクリックします。
④ 以下の様に表示されたらOKです。
3. Web ページの登録
Webページは必ずグループの下に登録されます。まだグループの登録をしてない場合は、戻って先にグループを登録してください。
① メニューから「ページ(P)」->「新規追加(A)」 をクリックします。
② URL「https://ja.wordpress.org」を入力して、「OK」ボタンをクリックします。
③ 「説明」にタイトルを入力します。「Interval between checks: 1 hour, 1 minute(1時間1分間隔で自動チェック)」は環境設定で設定したデフォルトです。変更したければココで行います。次に「チェックする内容(C)…」ボタンをクリックします。
④ 先にURLページのチェック箇所を見てみます。以下の「WordPress 4.5.2をダウンロード」ボタンの内容が変更された時にアラートを表示したいと思っています。
そこのURLを表示すると以下の様になっています。
上記の内容を参考にして次の設定を行います。
⑤ Webページのチェック方法を指定します。
- 「チェックを開始」:「次のテキストから」
チェックを開始するWebページソースのテキストを指定します。
バージョン番号を避けて「https://ja.wordpress.org/wordpress-」を入力しました。 - 「チェックを停止」:「次のテキストで」
チェックを終了するWebページソースのテキストを指定します。
バージョン番号と日本語の化け文字を避けて「</span>」を入力しました。 - 次に「ダウンロードページ(D)」ボタンをクリックします。
すると画面中央に該当するWebページのHTMLソースがダウンロードされて表示されます。しかも、開始位置は緑色で、終了位置は赤色で表示されます。入力が間違っているとこの2色は表示されません。表示されるまで入力テキストを入力し直します。
⑥ 上記で2色の色が確認できたら、「OK」ボタンをクリックします。
⑦ 以下の内容を再度確認して、「OK」ボタンをクリックします。
⑧ 以下の様にグループの下にWebページが追加されました。
4. 更新のチェック
Webページ登録時に指定した「Interval between checks」時間で定期的にWebページの更新状態がチェックされます。
以下は定期チェック中の画面の状態です。以下の様に進行状況が表示されます。
① 手動でチェックする方法(1)
タスクのアイコンを右クリックするとポップアップメニューが表示されます。「全てのグループのページをチェック(C)」をマウスでクリックします。
② 手動でチェックする方法(2)
メニューから「ツール(T)」->「全てのグループの全てのページをチェック(C)」をマウスでクリックします。
既知の問題点
プログラムがやや古すぎて機能しない部分等が有ります。なお、以下はWindows 10 上で確認した結果です。
- 環境設定で以下の項目が反映されない。
- 「Windowsの起動時に実行」
- 「自動的にそのタイトルからWebページの説明を設定」
- 「ログファイルへのパス」
- 環境設定で以下の項目特有の問題有り。
- 「自動的に閉じるタイムアウト時間 (5 … 60 秒)」で61以上を設定してもエラーメッセージは表示されず、OKボタンが機能しない状態になる。60にすると操作可能になる。
- スタートアップに手作業で登録しても起動されない。
- プログラムソースの問題で100%の日本語化パッチが作成できない。
- 既に更新が停止している、みたい。
備考
- HTMLソースの更新チェックの範囲指定で、設定のテスト機能が有るのはこのソフトだけです。一度使うと「この機能が無いソフトは使いたくない」と思ってしまう。
- 既知の問題点は存在するが、それでも海外の英語版ソフトも含めて検討したが、この Page Update Watcher が一番使いやすいと思いました。
- 開発が停止しているのは問題だが、ソースが公開されているので次期バージョンアップ版を期待したい。「自分でヤレよ!」 えっ?
以上。