Privatefirewall の説明と使い方 (※作業中)
Privatefirewall を説明した日本語サイトがあまり無いので、以下に一通り使える(かもしれない)程度のメモを残しておきます。
上記はイヤがる Privatefirewall を無理やり押し倒して、・・日本語化パッチを適用した後の画面です。
概要
Privatefirewall はインターネットを含めてネットワークからパソコンを守るファイアーウォール・ソフトです。
- インターネットとネットワークとのやり取りを随時検査して、不審なやり取りを阻止します。
- ポートを監視し、保護します。
- ネットワークとのやり取りをレポートに集計します。
- 不審な動作をするプログラム又はプロセスを監視して、阻止します。
※本当に「阻止」「保護」出来るかは導入する人の貪欲な知識と努力(と運)が必要だと思ってます。
機能の詳細
上記「概要」をシステム的に説明するとPrivatefirewall が持っている機能は
- パソコンと外部ネットワークとの接続を監視し、規則を持たせながら制御する。
- メールの送受信を監視し、規則を持たせながら制御する。
メール内容は監視しない。 - Windows OS内部の動作でセキュリティに関係する処理を監視し、制御する。
プログラム又はプロセス単位で制御する。 - Windows レジストリへの書き込みを監視し、制御する。
- 通信のログを管理し、画面表示及びHTML印刷する。
動作環境
- 環境
Windows XP , Vista , 7 , 8 , 8.1 , Windows 10 対応
Windows XP , Vista , 7 , Windows 10 で起動確認済み - 日本語 未対応。英語版のみ。
- フリーソフト
以前は試用期限付きの有償ソフトだったみたい。
ファイアーウォール機能
ここで言うファイアウォールとは、ネットワークとパソコンがやり取りする情報(パケット)を監視、そして検査して、コントロールするシステムを言います。パソコンの入り口であるポートも監視して、不正なアクセスは阻止します。 インターネットから侵入してくる悪意の有るアクセス(ハッカー)からパソコンを保護するように設計されている機能のシステムです。 (注意:ただし、完璧に防御できる訳では無い。) とても重要な機能ですが、残念なことにファイアーウォール・ソフトを導入しているパソコンが非常に少ないのは残念です。
ダウンロード
- サイト : Privacyware Home : Desktop Security from Privacyware – Windows 10*, Windows 8/8.1, 7, Vista and XP!
- ファイル:privatefirewall.exe : 3.57 MB
- Version:7.0.30.3 ( 2015/11/05 時点 )
注意:最近は沢山のダウンロード専用サイトが存在します。まともなのも有りますが、変なソフトもインストール時に「オマケ」で付けてくれサイトも有ります。必ず、本家の配布サイト www.privacyware.com (※消滅しました)からダウンロードしてください。(体験者談
インストールする前に
インストール前に知っておかなければいけない当ソフト専用の最低限の用語とその機能を簡単に説明します。これを知らないとイザ使うときにかなり困ります。3点有ります。
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訓練 又は トレーニング( Training ) :
新しい環境、又は新しいソフトが正常に稼働している状態を記録させる機能です。自動での学習機能的なモノです。 一定の訓練期間(時間、日数)を設定して、その間は警告メッセージは一切無しで記録させます。 記録した内容は「アプリケーション規則」と「プロセス監視の規則」として保存されます。期間が過ぎると、その記録以外の動作は警告扱いになります。 訓練の開始と期間は、設定画面又は警告画面等の操作で決まります。 必ず使わなければダメと言う機能では無いです。逆に全ての動作を確認して記録したい人は使用をオフにする機能です。例でも取り上げますから事前に参考にしてください(※予定)。
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トレイ警告 と 拡張警告 :
Privatefirewall には2種類の警告メッセージ画面が有ります。
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トレイ警告:
Windows デスクトップ右下のトレイの上部に固定表示されます。 設定で指定した時間(30秒)が経過するとデフォルト(ブロック / 遮断)の扱いになり、自動的に画面は消えてしまいます。 消さないでゆっくりと内容を確認したい時は「詳細…」をクリックします(<- これ大事!)。
注:手動制御モード( Manual Control )ではトレイ警告は表示されなく、次の拡張警告が自動的に表示されます。 -
拡張警告:
デスクトップ画面中央に表示されます。 トレイ警告画面の「詳細…」部分をクリックすると表示される画面でもあります。 トレイ警告と違い、時間の経過後に消えることはありません(無かった)。 この警告画面も大きく2種類存在します。
以下のように「許可」「ブロック」を主目的とした操作が必要になる画面です。 ボタンとチェックボックスの操作内容によっては何度も同じ画面が表示されます。
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ブロック、拒否の意味
プロックと拒否は基本的に同じ意味ですが、以下の場合で内容がやや異なります。
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ネットワークの通信
「ブロック」「拒否」は ネットワーク通信 を遮断します。そのプログラムの動作そのものを終了させる訳ではなく、通信部分のみを遮断します。
反対の遮断しない場合は「許可」です。 共に着信のみ、発信のみ、両方の指定も出来ます。 -
パソコンシステム内での動作
「ブロック」「拒否」は プログラムの起動 を禁止します。動いている時にこの操作をすると、強制終了させます。
反対の起動を許す場合は「許可」です。
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インストール
画面説明は一切不要。
ダウンロードした privatefirewall.exe ファイルを起動するだけです。 途中で「変なオマケのソフトのオススメ」や「不明なオプション」等は一切出てきません。 もし出てきたら、そのファイルは 偽物 ですから、使用はやめてください。 最後までデフォルトでインストールできます。 インストールが完了するとOSの再起動を言ってくるので、「OK」で再起動をしてください。
日本語化パッチの適用
これだけが目的で当サイトに来た人もいるでしょうが・・: 。
基本的に英語のままでの使用をオススメします。 どうしても日本語化パッチを使いたい人は、自己責任で以下のリンクをクリックして下さい。
(お待ち。危ない。早まるな。やめなさい。人生長い。電気消して!)
Privatefirewall の使い方
これ以降 も 日本語化パッチを適用した画面で説明します。
各種の画面説明:
操作サンプル:
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この部分は、検討+準備+作業中です。
でき次第、更新して公開します。
本業の合間の作業なので、気長にお待ち下さい。
設定 (Setting) のデフォルト変更
設定はデフォルトのままでも使用出来ますが、一部の変更を推奨します。
また、設定の各項目の説明を同時にしますので必読です。
メイン画面のメニュー:[ファイル] -> [設定(S)…] を選択する。
例:指定プログラムの通信をブロック/許可する。
例:指定プログラムの動作を禁止(=ブロック)/許可する。
例:トレイ警告に対する対処方法。
例:アプリをバージョンアップした後に表示される拡張警告に対する対処方法。
勝手にプログラムを改変(=修正)された時も含む。
例:新規ソフトのインストール時の操作手順。
例:指定した署名のソフトを全てブロックする。
間違って信頼して登録した後の対処も含む。
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Windows 10 での使用
(やや心配は有りますが)「本家配布サイト」(※消滅しました)では「Windows 8.1 ベースで作っているのでWindows 10 でも動作します。」って感じの説明書きはありました。だから大丈夫でしょう。 但し、正規のWindows 10が出たのが 2015/7/29 に対して、Privatefirewall の最終更新日が2013年12月17日なのは少し気になります。 Windows 8.1 の発売日が 2013/10/17 ですから、それよりは Privatefirewall は後です。
最後に
- 当サイトの当ページを書いた人は
メイン・システムは Windows 10 64bit Pro + COMODO Firewall を使用し、 サブ・システムは Windows 7 64bit Ultimate + COMODO Firewall を使用してます。
Privatefirewall は仮想環境にだけ残っている Windows XP 上で動作中です。
つまり、それ程は使いこなしてないので 実はよく判ってません。(恥 - Privatefirewall の最終アップデートは2013年12月17日です。 これ以降のアップデートは提供されてません。つまり機能的な信頼性では疑問が有ります。
- コメントで質問をしても、時間の無駄です。 (ゴメン
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