Privatefirewall : その他のメモ
サイト管理者のメモですので、通常の方が見る必要性は無いです。
1. データの保存先
Privatefirewall の動作時に使用するデータの保存先はインストールドライブとレジストリに分けて保存される。レジストリ情報はPrivatefirewall 起動時にメモリ上にすべて読み込まれ、Privatefirewall の終了時(シャットダウン時)にレジストリに変更が有れば書き戻される。これは処理の高速化の為の仕組みと考えられる。つまり起動後にレジストリ情報はメモリ上で全て管理されているみたいです。なお、Privatefirewall 終了後はそのレジストリ部分にはプロテクトが掛かるみたいで、参照することは出来なくなる。このレジストリに関する一連の使い方はセキュリティ面でPrivatefirewall 自身の機能を守る意味で重要です。
1.1 レジストリ
設定(Setting)とアプリケーションやプロセス、制御する規則はレジストリに保存されています。
設定(Setting)画面の設定値
- HKEY_CURRENT_USER¥Software¥PWI, Inc.¥Privatefirewall 7.0¥General Settings¥
メイン画面上にあるアプリケーションの一覧(みたい)
- HKEY_CURRENT_USER¥Software¥PWI, Inc.¥Privatefirewall 7.0¥Apps
メイン画面上にあるプロファイルの設定
- HKEY_CURRENT_USER¥Software¥PWI, Inc.¥Privatefirewall 7.0¥Firewall¥Home
- HKEY_CURRENT_USER¥Software¥PWI, Inc.¥Privatefirewall 7.0¥Firewall¥Office
- HKEY_CURRENT_USER¥Software¥PWI, Inc.¥Privatefirewall 7.0¥Firewall¥Road
プロセス監視しているファイルのパス一覧
- HKEY_CURRENT_USER¥Software¥PWI, Inc.¥Privatefirewall 7.0¥ProcessMonitor
メイン画面の位置、リスト表示画面の各リスト項目の幅に関する情報
- HKEY_CURRENT_USER¥Software¥PWI, Inc.¥Privatefirewall 7.0¥GUI¥1000
- HKEY_CURRENT_USER¥Software¥PWI, Inc.¥Privatefirewall 7.0¥GUI¥1001
- HKEY_CURRENT_USER¥Software¥PWI, Inc.¥Privatefirewall 7.0¥GUI¥1002
- HKEY_CURRENT_USER¥Software¥PWI, Inc.¥Privatefirewall 7.0¥GUI¥1005
- HKEY_CURRENT_USER¥Software¥PWI, Inc.¥Privatefirewall 7.0¥GUI¥1006
- HKEY_CURRENT_USER¥Software¥PWI, Inc.¥Privatefirewall 7.0¥GUI¥1113
その他の項目は分かり次第、追加します。
1.2 ドライブ
Privatefirewall の記録したファイアーウォール ログは以下のフォルダに保存されています。
- Windows XP の場合
C:¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥Privacyware¥Privatefirewall¥ - Windows Vista , 8 / 8.1 の場合は
※多分 Windows 10 と同じ - Windows 10 の場合は
C:¥ProgramData¥Privacyware¥Privatefirewall¥
保存されているファイル
- pflog7.mdb : MDBデータベースの形式で2種類のイベントが記録されている。
- reports.dat : 詳細レポートの表示に関する情報みたい
- smbsec.dat : 用途は不明。
- smcsec.dat : 用途は不明
- perfbsec.dat : プロセス情報みたい
- pf6.lic : ライセンスファイル?
発行元に関する情報はどこでしょう?
2. 訂正情報
日本語化パッチを作る上で Helpファイル や ユーザーガイドブック を参考にした。いくつかの間違い?や疑問を見つけたので以下にメモを残しておく。
2.1 Helpファイルに書かれているメイン画面右上部の緑アイコンの説明
- 英文「Internet Traffic (packet) Filtering
Allow Internet Traffic – This allows all incoming and outgoing Internet Traffic and provides the least amount of protection.」 - 翻訳「インターネット トラフィック (パケット)をフィルタリング
インターネットのトラフィックを許可する – これはすべての着信および発信のインターネットトラフィックを許可し、最低限の保護を提供します。」
着信も発信もすべて許可するのに「最低限の保護を提供する」と言う説明がイマイチです。多分ですが「通信関連以外の部分で、パソコンのシステムで動作するアプリケーションの監視と保護はしますよ」と言っているのかもしれない。
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