Chameleon Folder 日本語化パッチの作成メモ
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Chameleon Folder 日本語化の作業上の記録、メモを残して置きます。
日本語化の対象ファイル
chfolder.exe 1つのみ。
chfolder.exe :プロパティ・詳細
- ファイル説明:Chameleon Folder
- 種類:アプリケーション
- ファイル バージョン:2.0.10.400
- 製品バージョン:2.0
- 著作権:Copyright (c) 2002-2013 NeoSoft Tools
- サイズ:2.51 MB
- 更新日時:2013/07/09
- 言語:英語(米国)
日本語化の作業記録
ダイアログのリソースは無く、RC Data タイプ内で画面も文字も定義されている。
- TChamFolder
マウス操作によるホットキーによる起動、又はタスク・アイコンを右クリックすると表示されるポップアップメニュー(プログラムニュー)の情報。
- Font.Name = ‘MS Sans Serif’ を
Font.Name = ‘MS UI Gothic’ に変更。
結果:テキストボックスの日本語入力時の文字化けが解消される。
- TSett
オプション画面の情報。
- 共通
- 日本語化したリソース言語は日本語「1041」に変更する。
後で変更箇所を特定する手助けになる。 - 「Visible = False 」の部分は日本語化は行わない。
理由:非表示で使われてない部分と予測される。
- 日本語化したリソース言語は日本語「1041」に変更する。
ResourceHacker 4.2.5 操作上の注意
リソースエディタの ResourceHacker v4.2.5 (+日本語化ファイル)を使って日本語化をおこなった。RCDataタイプのリソース内で日本語を入力すると以下の様な現象が発生する。
- 編集時、日本語を入力する。
- 編集後(コンパイル後)、日本語部分がユニコード(UNICODE)に変換される。
これではメンテナンスや作業工程のチェックに影響が出る。よって以下の手順で日本語化作業を行う。
- 該当するRCDataタイプのリソースをメモ帳以外の高機能テキスト・エディタ内で編集&保存して管理する。
- 編集後にクリップボード経由で ResourceHacker の該当するRCDataタイプに全体でペースト(貼り付け)を行う。
ResourceHacker 内での編集は行わず、別ソフトのテキストエディア内で編集を行う。その結果をResourceHacker に貼り付ける、と言う手順を取る。こうすれば日本語化した部分を確認しながら作業が進めれる。
XN Resource Editor を使えば、ユニコードに変換される心配は無く、別のテキストファイルでリソースの管理は不要だが。XN Resource Editor 自体が10年前(2005年)の古い年代のソフトなので信頼性に欠ける。
翻訳
- About:「プログラムについて」
About this program の略称を予測している。 - Name、Path:
翻訳できない画面とのつながりを考えて
「Name:名前」「Path:パス」を訳す。
日本語化出来なかった画面
以下の画面はリソースの場所が特定できなかったので日本語化は見送る。特にわかりにくい画面ではないので問題は無いでしょう。
動作検証の結果
- 「最近開いたフォルダ」、「最近開いたファイル」が更新されない。
英語版でも同じ現象が発生する。 - 原因:不明
- 対処方法:オプション画面を開いて「適用」->「キャンセル」ボタンをクリックすると最新に更新される。
- 予想:Windowsから情報を取得しているのは確かだが、そのタイミングが合わないと思われる。ボタン操作で強制的に取得できる?みたい。
備考
- 他にも沢山のDLLファイルが有り、英文を大量に含んでいるが使ってない。タブン、同じソフトメーカーの Chameleon Explorer との共通部品を使っていると予測される。
- デバッグやバグ報告機能の画面も有るみたいだが、実際にどれが使用されるかは不明だし、動作確認でもそれらしき画面は出なかったので、その箇所の日本語化は行わない。
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